みんなのバイトの失敗談
学生が、初めて社会と触れ合う経験ができるのがバイトではないでしょうか。
学校や部活など、これまで経験したことのない環境の中で、労働をしてその対価としてお金を稼ぐということをするわけです。
いろんな意味で失敗があると思います。
私もその一人です。それは某有名ホテルでベットメイクのバイトをしていた時のことです。
二人一組でベットメイクは行いました。私が組んだのは、40代のベテランの女性の方でした。
手際が良く、丁寧に仕事を教えてくれるその方に私は大人を感じ、社会人として尊敬していました。
仕事にも慣れていき、相方にも迷惑をかけずにできるようになっていきました。
次第に相方とも打ち解けていき、私の中で仲の良い人の一人になっていきました。
有名ホテルなので宿泊客も有名人やスポーツ選手などが多く、外の顔とは違う姿を部屋から想像することもよくありました。
そんな時、あるスポーツ選手に私はからまれてしまいました。どう対処していいのかわからずあまりにしつこいので、私はつい暴言を吐いてしまいました。
怒った相手は、もう一歩のところで私に手を出そうとした時のことです。
仕事の相方がサッとスポーツ選手の手を持ち、その場を収めてくれたのです。何とか事なきを得ることができました。
私は相方にお礼を言い、何事もなかったかのようにたわいもない話しを始めました。
すると突然相方は、私があまりに精神年齢が幼いことや、社会をなめていることなど叱り出しました。
とっさのことに私は何のことだか理解できず、頭にきてバイトを辞めてしまいました。
社会人になり、ようやくあの時相方に叱られた意味を理解することができました。
私はバイトに慣れていくとともに、いつしかお友達ごっこをしていたのです。
そんな心のスキをつかれて、もめ事を起こしてしまったことも社会人になってから気付きました。
どんなに仲が良くても、公私混同はもってのほかです。親しき中にも礼儀ありという言葉通り、社会人としてのマナーをバイトで身につけて下さい。
バイトをしていると大なり小なり誰しも失敗は経験すると思います。バイト経験が長くてどんなにベテランになっても100%ということはあり得ません。
私も20代の頃焼肉屋でバイトをしていました。
個人で経営している店で食事に来るのは半分以上が常連さん、こちらも顔を覚えてもらえばざっくばらんに話すことも出来、今日のお肉はイマイチだったよとか正直に言ってくれる人もいるし、私もそっちよりこっちの方がおすすめですよなんて会話もしょっちゅうでした。
3年くらいバイトで働いていましたが、ホールを仕切ってくれないかとお願いされ、店長という肩書ももらいました。
今までは指示があって動いていたことを今度は指示する立場に変わり、人に何かを教える難しさも味わいました。
韓国人や中国人のバイトも入ってきて、そんな子たちには日本語から教えなければならず苦労しました。
バイトの失敗は自分の責任にもなるので毎日ヒヤヒヤでしたが、頭を下げることにもいつしか慣れ、上手いかわし方も出来るようになりました。
心から謝ればたいていのお客様は許してもらえましたが、大きく失敗してしまったこともあります。
その日は初めて来たであろうカップルがお座敷にいましたが、バイトの子が器を倒してしまいお客様の服が汚れてしまいました。
幸い焼けども無く、タオルで拭いてもらい事なきを得たと思っていました。帰りのお会計の時に再度謝るために私がレジに立ち、お詫びと言ってはなんですがと、キムチなどを渡している最中に何やらそのカップルがゴニョゴニョと話しています。
そして、男性の方が納得がいかないと言い出しました、私はどうすればよいでしょうかと尋ねると、クリーニング代を出せとのこと。
そこでもちろん断ることなど出来ず、普段クリーニングを利用しない私はいくらくらい掛かるでしょうかと聞いてしまったのです。結局五千円と言われ渡してしまいました。
本来なら領収書を持ってきてもらいその額を払えばよかったのですが、その時は頭が回らなくて怖かったので適切な対処が出来ませんでした。
そのことについてオーナーからは責められはしませんでしたが、ひどく落ち込みました。
予期せぬ事態をいつも想定することも大事ですが、失敗を重ねて学べることも多くあると思います。
その他山程失敗談はありますが勉強になった経験の一つです。
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